「遮像(しゃぞう)」について
目次
「遮像」とは?
外から室内を見えにくくする性能のことを「遮像(しゃぞう)」と言います。
例えば、遮像機能のあるレースカーテンの「遮像」とは「目隠し効果」のことを指します。一般的な薄く軽やかなレースカーテンは、光を採り込むために透け感を持たせることで室内が透けて見えてしまいます。
そこで、昼夜共に見えにくくするこの「遮像性能」をプラスすることでプライバシーを守ることができるように。
この機能はあかりラボの販売する製品、ブラインド・カーテン・フィルム全てに備わっており、さらにお部屋を明るくする「採光機能」をプラスすることにより日常の暮らしを快適にすることが可能になります。
遮像製品のメリット
遮像製品の1番のメリットは、外から室内が見えにくいことです。一般的なレースカーテンでも日中は外から見えにくいですが、夜に室内の照明をつけた時は透けて見えてしまう場合が多くあります。しかし、遮像機能が付いているカーテンやブラインドなら、夜間でも外から見えにくいという効果を発揮。日中から視線が気になり遮光カーテンを閉め切って過ごしている方や、人通りのある場所にお住まいの方にもおすすめな機能です。
遮像製品はこんな方にオススメ
- 人通りのある道路から室内が丸見え
- お隣の家の窓や庭が近い窓
- 外から見られているようで、着替えやくつろぐことができない
- 一人暮らしの女性
上記のような不安がある方は「遮像性能」のある製品がおすすめ!外からの視線をブロックしてプライバシーがしっかり守られるので、安心して暮らしていただけます。
環境による遮像性能の違い
製品と対象物との距離
「透けない」と言っても感じ方には個人差があります。ブラインド・カーテンと対象物(見られるもの)の距離によって見え方が異なります。
「遮像(しゃぞう)」に似た言葉として、「遮光(しゃこう)」がありますが、例えば遮光タイプのカーテンは光を遮ってお部屋を暗くするためのカーテンで、光を遮るので当然シルエットも映りません。
反対に遮像カーテンは、遮光カーテンではないのでカーテンから10㎝程度の位置の対象物のシルエット(影)は映ってしまいます。
しかしこのシルエットも少し離れると見えにくくなり、窓から60㎝~1m程離れると外から見て人影や室内の様子は見えなくなります。ただ、このシルエットについては、距離だけではなく光源(室内照明)の角度や明るさなども関係してくるので注意しましょう。
すぐ近く(距離5㎝~10㎝)の位置にある観葉植物のシルエットは映っていますが、色や葉っぱなどの詳しい形状は透けて見えることはありません。
60㎝程離れるとシルエットも映りません。
あかりラボが販売する遮像製品
家を建てた後や引っ越した後に、周辺環境が変化し外からの視線が気になってしまうことはよくあることで、あかりラボの採光製品をご購入されるお客さまの中でも多いお悩みとなっています。
そんなお客様に人気な製品を比較写真と共にご紹介いたします。
採光ブラインド アカリナ for home
「ミルキー」は乳白色の素材でできているので、だんだんと暗くなる外の空の色が映し出され、毎日違った表情を見せてくれるのも魅力の一つです。夜間は外の明るさの影響を受けるため街灯などの明かりがある場合はその光も室内に採り込みます。
「リフレクト」は反射型の素材でできているので、昼夜共にシルエットも映し出されにくいです。夜間は室内の照明の光も反射するので、室内がより明るく感じられます。しかし全く光を通さないわけでは無いので、ブラインドの近くに寄ると外からシルエットが見える場合もあります。
採光カーテン ネフライト
ネフライトには「ストライプ」「プレーン(無地)」と2種類よりお選びいただけます。2種類のネフライトカーテンの遮像効果を検証してみました。
※遮像等級は5級が一番透けない等級になります。※表記されている数値は2022年7月一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター福井試験センターでの試驗結果になります。
「ストライプ」の遮像等級は最高の5級を取得。薄く軽やかな生地で昼夜共に透けにくく安心して室内で過ごしていただけます。
「プレーン(無地)」の遮像等級は昼5級/夜4.5級を取得。生地はストライプと比べてやや厚みがあります。等級に違いがありますが、昼夜検証した結果、大きな見た目の違いはありませんでした。
※プレーン、ストライプはカート内で選択できます。どちらの生地を選んでも価格は同じになります。
採光フィルム サントレノ
サントレノは視線が気になる小さな窓や、細長い窓におすすめです。昼夜共に姿が透けることはありませんが、環境によってはシルエットが見えます。フィルムを貼った窓のすぐ近くに立つと肌色などがぼんやりと見えますが、一歩離れると透けて見えることはありません。
フィルムタイプでお手軽ですが、適応していない窓もありますので、詳しくは商品ページでご確認ください。
遮像製品のデメリット
外から見えないということは、完全に閉めてしまった場合、室内からも外の景色は見えません。ですが、ブラインドの場合は、スラットの角度を調整することで視線を遮りながら外の景色を眺めることが可能です。
また、光の影響を受けるため、夜間は室内からの灯りは外へ漏れてしまいます。製品に近づくことで、姿は見えませんがシルエットが写ることがあります。シルエットの写り具合は照明の強さでも変わってきます。